生産を止めないために。2日で復旧した洗浄装置の緊急修繕

今回ご相談いただいたのは、洗浄装置の修繕依頼です。
メンテナンス作業中のトラブルによって水槽の底が破損し、このままでは装置を使用できない状態に。メーカー対応では時間がかかるため、「とにかく早く復旧したい」というご相談をいただきました。
保屋野製作所では、すぐに現地へ伺って状況を確認。現地での採寸から製作、設置まで対応し、約2日で設備を復旧しました。

Before
After

現地採寸から修繕方法を検討

まずは現地へ伺い、設備の状態を確認しました。
今回破損したのは、超音波発生装置を設置している水槽部分です。もともとの水槽は塩ビ製でしたが、お客様からはステンレス製で修繕してほしいというご要望がありました。
塩ビでも製作は可能ですが、今回は復旧までのスピードを優先し、ステンレス製の水槽を内部に設置する方法を採用しました。
ただ、一回り小さい水槽を作って中に入れれば終わり、というわけではありません。
既存の設備は、液面が一定以上になると穴から排水される構造になっています。そのため、修繕後もこれまでと同じように使えることが重要でした。排水の仕組みや水槽の高さを確認しながら設計を行い、既存設備の機能を維持できるようにしています。



また、既存の水槽と新しい水槽の間の段差が液漏れの原因になるので、シール材の選定も重要なポイントでした。
一般的なシール材ではなく、使用環境に適した耐熱タイプを採用。ステンレス製の水槽と既存設備の間をしっかりとシーリングし、液漏れが起きないように施工しました。
設備を安心して使っていただくために欠かせない工程です。

製作1日、設置半日で復旧

修繕で最も大切なのは、設備が止まる時間を可能な限り短くすることです。
製作にかかった期間は約1日。その後、現地での設置作業を半日ほど行い、ご相談から約2日で設備を使用できる状態まで復旧しました。
修繕後も排水機能や使い勝手が変わらないよう配慮し、設備本来の機能を維持した状態でお引き渡ししています。
また、修繕後はお客様から「洗浄ムラが少なくなった」という声もいただきました。今回は復旧を目的とした修繕でしたが、結果として以前よりも安定して使えるようになったようです。

修理という選択肢

保屋野製作所では、現場の状況に合わせた修理や改造による対応を行なっています。
「できるだけ早く復旧したい」「設備を延命したい」
そんな場合も、お気軽にご相談ください。

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