薬剤の飛散防止とメンテナンス性を両立したアクリルカバー

今回ご相談いただいたのは、黒染めラインで使用する飛散防止カバーの設置です。
設備内には複数の処理槽がありますが、そのうち一部には強力な薬液が使用されています。ワークを出し入れする際に薬液が設備の外へ飛散する可能性があり、安全対策としてカバーを設置したいというご相談でした。
アクリル板はすでにお客様が用意していたので、固定方法から提案を行いました。

必要な部分だけ取り外せる構造を提案

お客様からは、「メンテナンスの時には取り外せるようにしたい」というご要望をいただきました。
そこで、既存の設備に合わせてステンレス製フレームを製作。アクリル板は2枚をそのまま使用し、残り1枚は半分に切断して上部左右へ配置しました。
4枚それぞれを個別に取り外せる構造とすることで、必要な部分だけを外して清掃やメンテナンスができるようにしています。

使用環境に合わせた材料選定

当初は、軽量で扱いやすいアルミ製フレームも検討していました。
しかし、使用される薬液の影響を考慮すると、アルミでは長期間の使用が難しいことが分かりました。そこで最終的にはステンレス製を採用し、耐久性を優先した仕様としました。
完成後は、お客様から「きれいに仕上げてもらってありがとう」とお喜びの声もいただいています。


保屋野製作所では、今回のように「部材はあるけど、どう形にすればいいかわからない」という段階からのご相談にも対応しています。既存設備への後付けや安全対策設備の製作も、お気軽にご相談ください。

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